現地学生の恋愛事情 - JGS Weekly #2
【現地学生の恋愛事情】
今回のインタビューはアメリカ合衆国のリベラルアーツカレッジ、Earlham Collegeに通われる板橋実里さんです!
Earlham Collegeは創立170年近い歴史がある超名門カレッジであり対教授学生比率が1:10と教育環境の素晴らしさで高名な大学であります。ちなみにEarlhamのあるインディアナ州は「インディアンの土地」という意味からも想像できる通り多くのネイティブ・アメリカンに関連する風景の残る州です。
リベラルアーツカレッジに通う板橋さんは、今回【現地学生の恋愛事情】について詳しく語ってくれております。中々そこに滞在できなければ知ることのできない経験・情報ですので非常に興味深い内容となっています^^
Q1.基本情報を教えてください。
―板橋実里、20才です。アメリカ合衆国のEarlham Collegeに通い心理学を専攻しています。
Q2.どうしてアメリカに留学し、Earlham Collegeする道を選んだのですか?
―高校の時にアメリカに留学し、大学進学は日本とアメリカのどちらか、という選択肢でアメリカを選びました。 その際、私はどこに行くかより何をやるか、というアメリカの大学に共通するスタンスに惹かれました。また、Earlham Collegeのようなリベラルアーツカレッジの場合、大学に入る際に専攻を決める必要がなく、入ってから二年間、様々なクラスをとり、二年間じっくりと自分が何をしたいかを考える時間があります。アメリカの教育制度のほうが自分にあうと思いました。
Q3.心理学を先行しようと思ったきっかけは何ですか。また心理学を学んでこんなことがしてみたい!といったことはありますか?
―心理学については、カレッジに入って一年間心理学の授業をとり、極めてみたいと思ったから専攻にしました。今は、120%満足しています^^ 心理学を商売にするのではなく、心理学の知識を活かす方法をこれから考えていきたいと思っています。
Q4.心理学といえば人と人の間の関係性、趣味趣向の因果関係といった学問であるイメージですが、現地の文化、人間の気質についてエピソードはありますか?
―Earlhamでは、同性愛者に対して非常にオープンです。
Q5.アメリカらしいですね。
―異性同士のカップルと同じように同性同士のカップルも普通にいるというのが、私の大学の恋愛事情です。同性愛者だからといって、必要以上に強調することも有りませんし、恥じて隠すこともありません。
Q6.多様性に対する受容力が高い点は、さすが反差別先進国だなと思います。素晴らしいですね。日本人的感覚からしてRichmondのどのような点がお気に入りですか?
―(Richmondは)ドが付くほどの田舎ですが、コミュニティーに根付いたダイナーや、ちょっとおしゃれなカフェのあたたかいサービスにほっこりします。
Q7.ちなみに、一番お気に入りの店名とそのサービス、お料理の紹介をお願いします!笑
―Roscoe’sというカフェのThanksgivingが近づくと始まる期間限定のキャラメルアップルサイダーがお気に入りです。Richmondに住んでいる人以外は分からないと思いますが 笑 どのお店に行っても、友達や家族のように接してくれます。
<編集後記>
詳細な情報、ありがとうございます!笑 ぜひRichmondに行く機会のある方はRoscoe’sに訪れてみてください。同性愛が広く認知され、中高生でも全く問題なく受け入れる、といった雰囲気が確かにアメリカ社会には存在します。このような社会全体の雰囲気作りこそが、他国に比べてもアメリカでLGBT数が多い一因であるでしょうし、非常に素晴らしいアメリカ社会の一面だと思います。また心理学に関しても従来通りゲーム理論分野での拡大が続いているほか、ロボット分野(SiriやPepperなど)での活用もどんどん広まっています。そのような意味で非常にトレンディな今週号は記事だったと言えるでしょう。 それではまた来週!